ヒトは他の全ての生物(菌類も、植物も動物もです)と同じように、遺伝子で次の世代に100%受け継がれていきます。
カエルの子はカエルにしかなれません。環境に適応するようにできていますが、その環境が変わり遺伝子に影響するような刺激(環境の変化)があると遺伝子はその環境に適応するように変化します。
生物的にはこのようになりますが、ヒトはこれ以外の要素があります。人類の文化を進化させる遺伝子以外の遺伝情報です。人類の文化における進化で、例えば古代と現在では衣食住が違うように社会科学的な意味で文化が大きく進化します。 生物学的な環境の変化(刺激)は身体に影響しますが、人間はこれに加えて環境の変化(習慣や技能、技術、物語、学習、テレビからの情報、向上心、向学心・・・・)は人間独特のものです。
これは家庭環境や友人との環境、職場環境で人格が形成(環境に適応)します。 つまり見た目の遺伝は生物として、考え方や思考などの遺伝はヒトとして ではないかと思います。 人間は生物の中でひ弱な存在で脳しか発達できませんでした。空も飛べないし、泳げないし、ジャンプもできないし、視力も、聴力も、嗅覚もない環境の中で遺伝子をどうやって次につないでいくかの刺激(環境)に適応してきました。
現代人が自ら勝手に進化することはなく、大きな自然の変化かまたはヒトが作り出した原爆などの刺激(環境)で変わるものと推察します。 脳が考えるのではなく情報を送る仕組みが解明していくものと思います。こんな話はその方の専門が何かで捉え方も変わるので面白い議論ができると思います。
このお話の続きは、これから徐々に更新させていただきます。楽しみにしていてくださいね。